昨年に引続き「2008年度ＴＭＱＡ賞　ステップアップ賞」を受賞しました。

富山県経営品質協議会より、2008年度富山県マネジメントクオリティ賞（ＴＭＱＡ賞）ステップアップ賞を昨年に引続き授与されました。

2007年度ステップアップ賞受賞後、フォードバックされた改善提言を受け止め、経営品質向上活動を着実に展開させ、全社員参加型の推進により数々の質的向上の成果が評価されたものです。

経営品質向上活動の取組み経緯

2003．　6月　「富山県経営品質協議会」に入会　経営幹部が定例会やセルフアセッサー養成研修に参加

2004．　6月　「経営観基礎」研修を全社員で履修（コンサルタントに依頼）

2006．　6月　「ＴＭＱＡ賞ガイダンスセミナー」に社長以下幹部社員8名が参加　

　　　　　　　　8月～9月に「簡易セルフアセスメント」を通じた「Ｐｒｏｊｅｃｔ 8＝中期経営計画」策定に取り組む
　　　　　　　　（コンサルタントの支援）

　　　　　　　　11月から「プロセスチャート」の作成を開始し、併せて各種のインフラ ・ツールの整備に着手

2007．　1月　「プロセスチャート」の第一次暫定案完成～プロセスチャートに基づく業務改善活動に着手

　　　　　　　　2月から「Ｐｒｏｊｅｃｔ　8委員会」をスタートさせ、経営品質向上の仕組みづくりの組織的展開を開始

　　　　　　　　７月から、これまでの取組みレベルを第三者評価してもらうため、2007年度ＴＭＱＡ賞申請用の「マネ

　　　　　　　　ジメント活動報告書」の作成作業を開始し、１０月に作成完了～応募申請

　　　　　　　　12月に、2007年度ＴＭＱＡ賞「インタビュー審査」を受け、2008年1月に「フィードバック会議」を実施

2008．　6月　これまでの取組みが評価され、「ＴＭＱＡ賞　ステップアップ賞」を受賞

2008．10月　「2008年度ＴＭＱＡ賞」受賞に応募申請

2009．　6月　「2008年度ＴＭＱＡ賞ステップアップ賞」受賞

参考資料

※経営品質とは．．．

経営品質とは、単に製品・サービスの品質を意味するのではなく、顧客によって競合他社との比較の上で評価され、指示される「企業活動のトータルな質」（マネジメント・クオリティ）を意味します。
「経営品質」向上の考え方は、アメリカ産業復活の源泉とも言われる「マルコム・ボルドリッジ国家品質賞（ＭＢ賞）」に始まり、我が国では（財）社会経済 生産性本部が１９９５年に創設した「日本経営品質賞」に反映され、各地の各種経済団体を母体とした活動として急速に普及しています。

※富山県経営品質協議会とは．．．

富山県では２００２年４月に経営品質向上活動の普及・推進を目的として「富山経営品質研究会」が発足し、さらに２００３年６月には「富山県経営品質協議会（ＴＭＱＡ＝Ｔｏｙａｍａ Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ Ｑｕａｌｉｔｙ Ａｓｓｏｃｉａｔｉｏｎ）」へと発展しました。

※ＴＭＱＡ賞の目的・趣旨

富山県マネジメントクオリティ賞（ＴＭＱＡ賞）は、会員企業・組織のマネジメント活動の「実状・レベルに応じた実用性」を重視した「経営革新活動の実際 的なステップアップの促進」に徹底焦点化し、応募申請企業の経営体質のレベルアップに対するニーズに応えるための指導、支援体制をセットした制度として、 「実験精神・イノベーション精神」の発揮を率先垂範し、県内の経営革新運動の気運高揚を図るためのものです
　この目的・趣旨を実現化するには、富山県の産業実態や会員企業の成熟度レベルに即することが不可欠であることに鑑みれば、おのずと「富山の独自性」が求 められます。したがって、「ＴＭＱＡ賞」は、日本経営品質賞（ＪＱＡ賞）」の精神・考え方を踏まえた上で、会員企業・組織が実践的な取組みにつなげられる ことを考慮して、設計されています。